別冊宝島の「格闘技ディープ・インサイド」
ミリタリー・ジャーナリストの笹川氏によると、●アメリカで今ブームなのが、テコンドーでその後に「システマ」がブームになりつつある。(10年前はブラジリアン柔術)●ルーツはロシア●合気道に近い●ロシアの特殊部隊やKGBが使っていて、最終的には敵を無力化する(この無力化という言葉、最近はやってるようです。殺すというより無力化と言ったほうが無機質的でより不気味です。)●勝負を争う競技ではない●すべての急所をつくので、競技化すると殺し合いになる●ソビエト崩壊後に移住してきたロシア人が北米に道場をたくさん作っている という事だ。
で、このシステマを紹介した「ロシアン・マーシャル・アーツ」というサイトを見つけました。この中でわりと多くの動画が見れる。やっぱり合気道に似てるような気がする。銃やナイフを持った敵に対処している。スティーブン・セガールのアクションのようだ。でもなー、どう見ても実戦には使えそうにない感じ。(テコンドーも護身術としては使いづらいと思うのだが。)誰か、ハリトーノフとかに「あなたもシステマやったことありますか?」って聞いてみてほしい。
前述の本にアメリカ人は新しもの好きと書いてあったが、それだったら日本人も負けていないぞ。ここで、はたと思いついた。アメリカ人の護身術好きというのは、日本人の、新しいダイエット法好きと同じようなものだろうと。流行の移り変わりが似ているように思う。
そのアメリカ人の新しい護身術好きのおかげで、今の総合格闘技ブームがあるんです。だって、総合格闘技ブームの大きなきっかけとなったUFCの第1回目はグレイシー柔術をアメリカで護身術として広める(道場生を集める)為にホリオン・グレイシーが開催したものだったからです。
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非常に柔らかく、合理的な武術だと感心してきました。
合気道とも違いますね。自分の正中線を積極的に崩して動くので、これは日本武道にはまったく無かった技だと思います。
また「最強」とか「実戦」と言う概念を当てはめてはいけないものでもあるようです。
インストラクターによれば、システマのめざすところは「いかにして戦わないか」だそうです。実際インストラクターは練習中なんども「私たちは戦いたくない、早く家にかえりたい、だからこうする」とおっしゃっていました。
相手の動きを受け流し、隙をついて急所を突き、相手が倒れたらさっさと逃げる。
だから、システマの技法は何でもありで容赦なくぶんなぐりけっとばしますが、トドメをさしません。トドメをさす暇があったら、その場を離れて家に帰ることを選びます。
システマは武道ではあるかもしれませんが、格闘技にはなりえないでしょう。
なんと言っても「戦いたくないから身に着ける技術」なのですから。
ただし、戦争や犯罪者との格闘などで使う場面はあるでしょう。この場合は、戦闘・格闘と言う危険な場面でいかに自分が怪我をしないか、最小限の動作で相手を制するかテーマになります。大胆に言いかえれば、危険な状況をいかに楽に乗り切るか。
練習中も、徹底した脱力が求められ、ちょっと力むとすぐ指導されました。だから3時間の練習で汗はかきましたが、体には全くきつくありませんでした。
貴重なコメントありがとうございます。
武術と護身術、似ているようで違うのかもしれません。
私の思うところ、護身術とは自分の身を守る為に、武術・武道を応用したものだと思いますが、元々のルーツは武術・武道にあると思います。
ただ、目的が違うので目指すところや技術に違いが出てくるのではないでしょうか。
お教えいただいたシステマの精神や考え方によって、武術・武道の根本を改めて考えさせられました。