2005年09月27日

プライド武士道 五味vs川尻レビュー!

五味vs川尻戦をもう一度観た。  

 ほんとにすばらしい試合だったので、また観てしまいました。

 もう一度観たときに、感じたことは、この試合はライト級版のミルコvsヒョードル戦だったのだなあという事。

 ただし、五味がミルコで、川尻がヒョードル。

 川尻はヒョードルと同じ戦法でいけば、もう少し有利に試合を進められたと思う。 ヒョードルと同じ戦法とは、スタンドで相手にプレッシャーをかけること。まあ、口で言うのは簡単だが、その為には、スタンドの打撃レベルをかなり上げなければならない。だが、川尻は現時点では、そこまでは難しかった。まず、タックルでいく作戦だったかもしれない。   

 一方の五味は、この試合では徹底して、グランドになることを嫌っていた。ここまではミルコと同じである。五味の場合はもしグランドになっても、絶対不利というわけではないと思うが、グランドになれば、川尻はやっかいな相手だと判断したのであろう。

 ミルコと違っていたのは、五味は相手にプレッシャーをかけていたところ。さらに、五味はタックルをきるのも上手く、組み付かれても腕を深く指さないようにしていた。深く指すとグランドになりやすいし、離れにくいからであろう。また、組み付かれても、絶対に倒されない腰の強さ(これも技術と思うが)もあった。

 そのような、お互いの戦術、技術レベルがあり、結局試合はスタンドのボクシング・テクニックの勝負になったように思う。

 五味の作戦勝ち、そしてその作戦を実行できる技術の勝利だったように思う。(気持ちの上ではお互いに五分の気迫だったと思う。)

 しかし、川尻もこのままでは引っ込まない男だし、この対戦是非もう一度観たい。

 と思っていたら、昨日の五味発言。

五味、初代ライト級王者は夢への通過点=PRIDE一夜明け会見 (スポーツナビ)

 「まずは大みそかにしっかりとベルトを取って、その後は少しずつ体重を上げていきたいですね。階級を上げてマット・ヒューズ選手やダン・ヘンダーソン選手と戦えたらと思う。レスリングでもUFCでもあこがれの目で見ていた。いつか戦えたらいいですね」(スポーツナビより)

 ということで、五味は大晦日にマッハに勝ったら階級を上げたいらしい。

そーなったら川尻どーする?(現階級に留まるのか、自らも階級を上げるのか。)

五味vs川尻.gif
(開始早々、気迫のパンチ!!)

川尻選手の関係者の方々へお願い

 もしも、もしもこのブログを読まれた方は、「川尻選手がどうするかを、自身のブログに書いてくれたらうれしいなー。」と某格闘技ファンが言っていたと川尻選手にお伝えください。



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posted by gaucho at 21:22| Comment(12) | TrackBack(2) | 総合系コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いやあ、本当に素晴らしいしあいでしたね。
gauchoさんの分析、かなりいいとこ突いてると思いますよ。ただ、川尻の打撃レベル、そんなに劣ってなかったと思います。
要は、意識と覚悟の違いだと思います。
何が何でも打撃で行く、と決めてる五味と、どっかでタックルに行こうと思ってる川尻の違いがポイントだったと思います。
それがよくわかるのは、2人の構え。
良かったらもう一度、次の点に注意して観てみて下さい。
五味が終止アゴを引いて、目線を相手の胸のあたりに置いてるのに対して、川尻は比較的アゴを上げて、相手の目を見ながら戦ってます。
五味ははなっからタックルに行くことは考えず、相手の打撃をアゴにもらわないことと、相手のタックルを切ることだけに集中してます。
対して川尻は常に五味の目を見てる。
人間下に攻撃しようと意識すればするだけ、その逆を見てしまうものなのです。特に、タックル足へのタックルを狙うと、ついついフェイントの意味も兼ねて相手の顔を見るようになる。
その結果、川尻は終止アゴが上がった形になり、徐々に打撃のダメージが溜っていったと思います。実際試合が決ったのも、グランドに行く前のアゴへの膝だったと思います。
川尻としては、足タックルよりは胴タックルに行くべきだったかも知れませんが、五味のパンチを貰うリスクが大きく行けなかったのではないでしょうか?
で、マッハですが、悪くないと思いますよ。
同じ対戦相手のジェンスをはかりにして見たら、マッハの方が良く見えるくらいです。
まあ、実際は七三で五味だとは思いますが、今回のマッハはそれくらいいいですよ。
とにかく、五味に落ちついて戦わせないこと。
マッハのローはかなりいいので、前半ローで責めて、五味をいらつかせること、そしてじれた五味が強引に出て来たところにカウンターの膝。こんなことがあれば面白いですね。
なんか、人のサイトで長文申し訳ありませんでした。あまりに良い試合で、ついつい興奮してしまいました。
Posted by はまゆう at 2005年09月28日 11:22
もしかしてはまゆうさんご自身も総合格闘技を
やられてるんですか?
目付けの説明拝見する限りではやった(やってる)か
記者さんかでしょうけど記者でしたらわざわざ飯の
タネをただでかかないでしょうしw
Posted by botta at 2005年09月28日 19:34
もう15年程前SBをやってました。大学の時に日本拳法とボクシング。でももうすっかりなまけてしまってて、20キロぐらい太っちゃってだめです。リングスのテストも受けたんですよ。けっこう有名な選手とも交流があって、その受け売りです。最近、極真の指導員の子と2人で総合格闘技の練習を始めたところです。
まあ、えらそうなこと言ってうっとうしいかも知れませんが、なかなかうんちくたれるところがないので、許して下さい。
Posted by はまゆう at 2005年09月28日 20:29
いえいえ大変参考になりました。
自分も空手をかじってる(かじってた?)んですが、なんで組技系の人は基本の目付けも出来てない人もいるのに強いんだろうとか思ってたら考えが違うからなんですね。
てかこの頃全然いってませんが・・。
足が痛くなったり仕事が忙しくなると行かなくなって
体型が変わってくると慌てて行くの繰り返し・・永遠の初級者の予感・・
Posted by botta at 2005年09月28日 21:02
コメントありがとうございました。
二人の気迫は凄かったです。今後に期待したいですが、五味が階級を上げてしまうと、最初で最後になってしまうのですかね?
でも、1回戦からこんな凄いカードを組んだDSEには、ホントに感謝です!
Posted by ホワイト・マン at 2005年09月28日 21:46
いやぁ〜スバラシイ。
記事もそうですが、コメントもフツーのヲタが入り込めるような領域をもはや超えてきた感がありますね、ここは…。(^^ゞ

リンクどうもありがとうございました。身に余る光栄です!

Posted by サイコマフィア at 2005年09月28日 23:17
>はまゆうさん
いつもコメントありがとうございます。私も勉強になるのでありがたいです。
>Bottaさん
空手ですか。私は昔「空手バカ一代」が超好きでした。コミック何回も読みました。(格闘技経験の話じゃなくて済みません。)
>ホワイト・マンさん
そーなんですよ。これ、1回戦じゃなかったらこんなベストバウトになったかどうかわかりませんから。
>サイコマフィアさん
こちらこそ、いつも楽しく読ませてもらってます。時にするどく、時に面白い貴ブログにあこがれてます。
Posted by gaucho at 2005年09月29日 01:02
すごい!
Posted by たけし at 2006年04月05日 21:36
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